スウェーデンの老舗自動車ブランド「サーブ」が事実上の消滅へ。(画像:サーブ9-3のプレスイメージより) |
■スウェーデンの自動車ブランド「サーブ」が消滅へ。
スウェーデンの老舗自動車ブランド「サーブ(Saab)」が、2017年にブランドが消滅し、70年の歴史に幕を下ろすことになるようです。
サーブは、様々な自動車企業を転々としながらも2011年に破綻、その後、現在の親会社となるNEVS社(ナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン)に買収され、「サーブ」ブランドとして中国市場向けの新型EVモデルを投入する計画があったようですが、6月21日にNEVS社が、2017年をもってサーブの商標を使用しないことを明らかにしたことで、今後「サーブ」の名前は消滅してしまうことになります。
■老舗自動車ブランド「サーブ」、紆余曲折の末70年の歴史に幕。
70年の歴史を持つサーブは、現在の親会社が商標を使用しないことを明らかにしたことで、自動車ブランドとしての名前が消滅することになります。(画像:サーブ9-5セダンのプレスイメージより) |
サーブの紆余曲折の歴史については、2014年に「サーブブランドの今後は?」という記事でもご紹介していますが、米国のGMやオランダのスパイカーなどの傘下を転々としながらも2011年に破産、その後現在のNEVS社に買収され、中国市場向けのEVモデルを生産する計画もあったようですが、6月21日にNEVS社が、今後投入するモデルがサーブではなくNEVSブランドとして投入することを明らかにしたことで、70年続いた老舗の自動車ブランド「サーブ」の名前は今後消滅することになります。
ちなみに、サーブといえば、航空機・軍需品メーカーとしても有名な名前ですが、現在は「サーブ」と、今回報じられた自動車部門の「サーブ・オートモービル」とは直接的な資本関係は無くなっており、1947年に設立されたスウェーデン発の自動車ブランドとしての「サーブ」の名前が今後使われなくなるということになります。
スウェーデンの「サーブ」が2017年に消滅へ。70年の歴史に幕。
Reviewed by hossy
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24 6月
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