オーナーの注文で特別に製作された?「SP275 RW コンペティツィオーネ」と呼ばれるモデル。 (画像:Facebook/Ferrari F12 TdFより引用) |
■「フェラーリSP275 RW コンペティツィオーネ」と呼ばれる特別モデルが公開。
フェラーリには、市販モデルや限定車とは別に、オーナーからの依頼などで特別に製作するモデルが複数存在していることも知られており、当サイトでも、最近ではイギリス人オーナーの依頼で製作された「フェラーリ458MMスペチアーレ」や、が米国のスーパーマーケットの駐車場に停めてある姿が目撃された「フェラーリF12 SPアメリカ」、さらには透明なエンジンフードが採用された「フェラーリF12 TRS」といったモデルをご紹介したこともありましたが、今回の車両も同様の「ワンオフモデル」なのでしょうか?
米国で開催されたイベントにて披露されたというこちらのモデルは「フェラーリSP275 RW コンペティツィオーネ」という名前らしく、詳細は不明ながらフェラーリの特別プロジェクトとして誕生した「F12」ベースの車両のようです。
※記事公開後にフェラーリにより最新のワンオフモデルであると正式発表されました。
フェラーリが公開した画像を含む詳細は記事の最後に掲載しております。
■「フェラーリSP275 RW コンペティツィオーネ」はF12をベースにオーダーされたワンオフモデル?
F12をベースにした特注のワンオフモデル?(画像:Facebook/Ferrari F12 TdFより引用) |
米国・フロリダ州にて開催のイベント「Finali Mondiali」にて披露された「フェラーリSP275 RW コンペティツィオーネ」と呼ばれるモデル(名称はこの写真の投稿者のFacebookへのコメントによる)は、フェラーリが特別な顧客からのオーダーにより製作したワンオフモデルらしく、「F12ベルリネッタ」または「F12tdf」をベースに1960年代の「フェラーリ275」をモチーフに仕上げられた車両であると考えられます。
1960年代の「フェラーリ275GTB」がモチーフになっていると思われます。 (画像:Facebook/Ferrari F12 TdFより引用) |
後ろ姿はこんなデザイン。(画像:Facebook/Ferrari F12 TdFより引用) |
ちなみに、後ろにあるモデルも「P540スーパーファスト・アペルタ」などのワンオフです。 (画像:Facebook/Ferrari F12 TdFより引用) |
今回の「フェラーリSP275 RW コンペティツィオーネ」と呼ばれるモデルについては、2016年5月末に公式に発表されたワンオフの「フェラーリ458MMスペチアーレ」とは異なり、現時点ではフェラーリからも発表がないため、オーダーした顧客の情報や価格、特徴などの詳細な情報は不明ですが、フェラーリに世界に一台だけの特別モデルをオーダーするには数億円単位の費用がかかるとの噂もあり、このクルマのオーナーさんは、フェラーリに選ばれたとんでもない富裕層であることに間違いはなさそうです。(参考:thedrive/Facebook・Ferrari F12 TdF)
■「フェラーリSP275 RW コンペティツィオーネ」をフェラーリが正式に発表。
フェラーリが公開した「フェラーリSP275 RW コンペティツィオーネ」の写真(画像:プレスイメージより) |
※正式発表後に追加掲載。
当初、詳細不明のワンオフとされるモデルとしてご紹介していた「フェラーリSP275 RW コンペティツィオーネ」が、2016年12月21日にフェラーリにより最新のワンオフモデルであると正式発表されました。
フェラーリの最新ワンオフモデルとしてピニンファリーナとのコラボによりデザインされています。 (画像:プレスイメージより) |
車名は同じ「SP 275 RW COMPETIZIONE」となり、60年代の名車「275GTB」からインスピレーションを得て製作され、ベースモデルは「F12ベルリネッタ」、デザインをピニンファリーナとのコラボレーションでフェラーリのスタイリングセンターの指揮のもとに設計し、20インチホイールなどはこのモデルのオリジナルデザインとなっているようです。
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Reviewed by hossy
on
04 12月
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