ランボルギーニがマサチューセッツ工科大学と共同開発したデザインコンセプト「テルツォ・ミッレニオ」 (画像:プレスイメージより) |
■スポーツカーの未来を提案するランボルギーニ「テルツォ・ミッレニオ」
ランボルギーニは、マサチューセッツ工科大学(MIT)の2つの研究所とのコラボレーションにより開発されたデザインコンセプトモデルとなる「テルツォ・ミッレニオ(Terzo Millennio)」のプロトタイプを発表しました。
MTIのキャンパスで開催されたイベント「EmTech MIT Conference」にて出席者とMITコミュニティ向けに展示されたという未来的な外観が特徴的な「ランボルギーニ・テルツォ・ミッレニオ」は、先見性のあるデザインや、エネルギー貯蔵システムなどの最新技術などが取り入れられており、ランボルギーニの次世代の電動スーパーカーのあり方を提案するコンセプトとなっているようです。
■夢のような技術が取り入れられたランボルギーニの未来のデザインコンセプト「テルツォ・ミッレニオ」
ランボルギーニが提案する未来のスポーツカー「テルツォ・ミッレニオ」(画像:プレスイメージより) |
今回発表された「ランボルギーニ・テルツォ・ミッレニオ」は、1年前から同社がマサチューセッツ工科大学と提携し、共同で研究開発を行う「MIT-Italyプログラム」の一環として設計されたコンセプトモデルとなっており、ガソリンではなく電気で走る「電気自動車」ではあるものの、「スーパーキャパシタ」と呼ばれる高速でエネルギーの蓄積と放出が可能なエネルギー貯蔵システムを採用することにより、ハイパフォーマンスと最大のエネルギーリカバリーを目指すとのこと。
また、「ランボルギーニ・テルツォ・ミッレニオ」のボディはカーボンファイバー製で、事故などで小さな傷や亀裂が入った場合でも「自己修復」を行うというかなり革新的な素材だったり、各システムにワイヤだけで電力供給することで、ホイールに直接トルクを発生させたり、デザインや空力性能などのニーズに合わせた自由なボディの設計が可能になるなど、難しい内容ですが説明されている部分はかなり未来な技術が詰め込まれたコンセプトに仕上がっているようです。
こんな技術を搭載した自動車が実用化に向けて研究開発されているというのもスゴイですね。 |
展示された「ランボルギーニ・テルツォ・ミッレニオ」の動画。
ランボルギーニがMITと提案する未来のスーパーカーコンセプト「テルツォ・ミッレニオ」を発表!
Reviewed by hossy
on
09 11月
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