トヨタがジュネーブモーターショーで新型「スープラ」のレーシングカーコンセプトを初披露。 (画像:プレスイメージより) |
■トヨタが「スープラ」をレーシングカーとして蘇らせた最新コンセプトを世界初公開。
トヨタは、スイス・ジュネーブで開催のジュネーブ国際モーターショーにて、2002年に生産が中止されて以来16年ぶりに「スープラ」をレーシングカーとして蘇らせたコンセプトモデルとなる、「GR Supra Racing Concept(GR スープラ・レーシングコンセプト)」を世界初公開しました。
トヨタの「GR」ブランドのスタディモデルとして、往年の「スープラ」をイメージして製作されたという今回の新型モデルでは、「ロングノーズ&ショートデッキ」のフォルムをまとった2ドアクーペのスタイルが確認でき、今後予想される市販モデルも、このコンセプトに限りなく近いデザインになるのではないかと考えられます。
■新型スープラのコンセプトデザインは伝統的スポーツカーのフォルムをまとった2ドアクーペに。
16年ぶりに「スープラ」を蘇らせたというレーシングカー仕様の「GR Supra Racing Concept」 (画像:プレスイメージより) |
今回発表された新型「スープラ」のレーシングカーコンセプト「GR Supra Racing Concept」は、トヨタの「世界最高峰のFun to Driveを提供する新たなスポーツカー」を目指し、欧州のモータースポーツ活動拠点であるトヨタモータースポーツ有限会社(Toyota Motorsport GmbH)が開発を担当。往年の「スープラ」をイメージし、デザインは「ロングノーズ&ショートデッキ」の伝統的スポーツカーのフォルムをまとったフロントエンジン・リヤドライブの2ドアクーペに仕上げられています。
こちらのレーシングモデルの測定値は全長4,575mm、全幅2,048mm、全高1,230mm、ホイールベース2,470mm、駆動形式FRと公表。(画像:プレスイメージより) |
ロングノーズ&ショートデッキのスポーツカーらしいフォルムが特徴です。(画像:プレスイメージより) |
「GR Supra Racing Concept」は、市販モデルではなくレーシングカーのコンセプトとして発表されているため、サスペンション、ホイール、タイヤ、ブレーキ、パドルシフト付きステアリングホイール、コラム、ペダル、ロールケージなどは、レース専用部品の装備となっているほか、空力性能と走行性能を狙い開発されたという左右に大きく張り出したフェンダーや大型リヤウィング、リヤディフューザーなども採用されているため、どの程度市販車へ反映されるのかは分かりませんが、大まかなエクステリアデザインは今後市販される新型「スープラ」にもかなり近いスタイルになるのではないかと思われます。
・Toyota Europeが公開した「スープラ・レーシングコンセプト」のイメージ映像。
・公開された新型「スープラ」のレーシングカーコンセプトの画像。
新型「スープラ」については、今回、レーシングカーコンセプトとして「復活」となるものの、現時点では明かされた情報も多くないため、依然として詳細は不明な部分も多いですが、以前よりBMWとの共同開発で新型の「Z4」と兄弟車になるとウワサされており、「Z4」も新型の市販モデルを示唆したコンセプトが昨年の夏の時点ですでに発表されているため、この新しい「スープラ」の、市販車としての復活も近いのではないでしょうか?
トヨタ、新型「スープラ」を世界初披露!日本発売は2019年春を予定。
トヨタ、新型「スープラ」のレーシングカーコンセプト「GR Supra Racing Concept」を初披露!
Reviewed by hossy
on
07 3月
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