世界限定1台の「ランボルギーニ・SC18アルストン」を発表。(画像:プレスイメージより) |
■ランボルギーニのレース部門が開発したワンオフの「SC18アルストン」
ランボルギーニは、同社のレース部門「ランボルギーニ・スクアドラ・コルセ」が、モータースポーツの顧客と共同で開発したという初のワンオフモデル「SC18アルストン」を発表しました。
公道走行も可能なサーキット向けに設計されたという「SC18アルストン(Lamborghini SC18-ALSTON)」は、レース経験から得られた極限の空力特性を持ち、各部分もレーシングカーにインスパイアされた設計となるなど、多くの高性能なスポーツカーやスーパーカーをリリースしてきたランボルギーニの中でも特殊な「世界に一台だけ」のモデルとなっているようです。
■「ランボルギーニ・SC18アルストン」は実際のレーシングカーの要素を取り入れた設計に。
一応、公道でも走行出来るようですが、基本的にはサーキット走行用となっているとのこと。 (画像:プレスイメージより) |
今回発表された「ランボルギーニ・SC18アルストン」は、レース部門「ランボルギーニ・スクアドラ・コルセ」の歴史上初めて製作されたワンオフモデルとなっており、同部門のモータースポーツの顧客向けにさらにパーソナライズされた開発プロジェクトとしてスタートし、公道使用も許可されているものの、基本的にはトラック用として設計されたというユニークなモデルです。
この毒のある感じ、なんとなく「ヴェネーノ」を彷彿とさせますね。(画像:プレスイメージより) |
大型のカーボンファイバーウイングは3段階の調整が可能です。(画像:プレスイメージより) |
「ランボルギーニ・SC18アルストン」は、レースでの競技経験から得られたデータをもとに特別に開発されたという極限の空力特性があり、フロントフードなどは「ウラカン GT3 EVO」、フェンダー、フィン、エアスクープは「ウラカン・スーパートロフェオ EVO」からインスパイアされたものとなっており、調整機能を備えた大型のカーボンファイバーウイングにより最適なダウンフォースを発生させることが可能なほか、耐久レースでテスト済みのリアフードに形成された12個の吸気口により、搭載されるV12エンジンの冷却が改善されているとのこと。
ちなみに「ウラカン GT3 EVO」と「ウラカン・スーパートロフェオ EVO」はこのようなデザインとなっています。
「ランボルギーニ・ウラカン・GT3 EVO」(画像:プレスイメージより) |
「ランボルギーニ・ウラカン・スーパートロフェオ EVO」(画像:プレスイメージより) |
■「SC18アルストン」はサーキット走行を前提に設計されたユニークなパーソナライズモデル。
6498cc V12エンジンを搭載、最高出力770HP。(画像:プレスイメージより) |
「SC18アルストン」には6.5リットルのV12エンジンが搭載され、最高出力は770HP、最大トルクは720Nm、トランスミッションはISR 7スピードギアボックス。ボディはカーボンファイバー製で、特別に開発されたPirelli P Zero Corsaタイヤを装着し、トラックでのパフォーマンスの全てを測定するテレメトリーシステムも装備されています。
地上高はわずか109mm、軽量なカーボン素材などを使用し、パワーと軽さを両立。 (画像:プレスイメージより) |
外装色はグリジオ・デイトナ(灰色)、内装色はRosso Alala(赤)でクロスステッチを施したNero Ade(黒)となっており、アルカンターラを使用し、カーボンファイバーバケットシートも装着されるなど、かなりスポーティな印象に仕上げられており、全体的に、レーシングモデルだけでなく、限定車「ヴェネーノ」のような雰囲気もまとっているように感じられます。
金額などは未公表ですが、恐らくとんでもない額だと思います。。。(画像:プレスイメージより) |
今回の「SC18アルストン」は、ある意味、顧客向けの究極のパーソナライズモデルだと思いますが、この車を皮切りに、ランボルギーニから今後このようなワンオフモデルが他にも登場する可能性もあるかもしれませんね。
関連記事
・緊張感が半端ない!@ランボルギーニ・ヴェネーノ」をラフェラーリの隣から移動させる作業。
・ランボルギーニのモータースポーツ部門の紹介ページ(公式)
ランボルギーニ「SC18アルストン」を発表!レース部門が開発した初のワンオフモデルに。
Reviewed by hossy
on
19 11月
Rating: