メルセデスベンツのオープンカー「SLC」の最終モデルを発表。(画像:プレスイメージより) |
■メルセデスベンツSLCの最終モデルを発表。SLKを含め20年以上の歴史。
メルセデスベンツは、2シーターオープンカーとしてラインアップされている「SLC」クラスの生産終了を発表し、その最後のモデルとなる「SLCファイナルエディション」と呼ばれる特別仕様車を発売します。
2016年に登場した現行型「SLC」は、それまでの「SLK」からのビッグマイナーチェンジに合わせてネーミングも変更された三代目モデルとなっており、現行モデルではなく、20年以上続いたシリーズそのものの生産終了となるようです。
■「SLCファイナルエディション」は初代SLKで用意されたイエローカラーのオマージュに。
このモデルとともに、初代「SLK」から続いた23年に及ぶ歴史も一旦終了となるようです。 (画像:プレスイメージより) |
今回発表された「SLCファイナルエディション」は、メルセデスベンツが1996年にリリースした初代「SLK」をイメージしたデザインの特別仕様車として「SLC180」「SLC200」「SLC300」「AMG SLC43」に設定されるもので、初代SLKで用意されていた「イエローストーン」カラーのオマージュとなる「サンイエロー」と呼ばれるカラーが設定されるなどしており、デビューから23年続いたSLKの歴史を意識したデザインが反映されているのが特徴です。
「SLC」および「SLK」は、バリオルーフを備えた2シータースポーツカーとして、2004年に第二世代「R171」、2011年に第三世代の「R172」が登場し、その後、2016年の大幅改良に合わせ名称を「SLC」へと変更。デビュー以来、71万台を超える台数が販売されたとのことですが、現行型、そして今回の「SLCファイナルエディション」の後、今までのシリーズとは異なる形での後継的なモデルが登場することはあるのでしょうか?
「SLC」は、電動開閉式ルーフを装備したロードスターとして、500万円台からラインアップされているモデルでしたが、SUVが多数追加される中での生産終了ということは、コンパクトな2人乗りのオープンカーの需要が以前より減ってきてしまっているということなのでしょうか?
メルセデスベンツ「SLCファイナルエディション」を発表。SLKから続く23年の歴史に幕。
Reviewed by hossy
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23 2月
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