ポルシェのボンネットにオーナーの指紋をデザインする謎過ぎる新サービス。
ちょっと意味がわかりませんが、公式にサービスにするほどこんな独特な需要があるんですかね?
ポルシェは、同社が開発したダイレクト印刷方法を使用して、オーナー自身の「指紋」をポルシェのボンネットにデザインしてしまうという、大胆でユニーク?なパーソナライズサービスを発表しました。
究極のパーソナライズだけどちょっと不気味な「指紋見せびらかし仕様」のポルシェ。
一旦の製造された911のボンネットを取り外し、そこから顧客と相談しながらどんな感じにするか決めていくようです。(画像:プレスイメージより) |
正直、不気味な感じのする「指紋」デザインは、新型の「911」で利用可能で、料金は7,500ユーロ、日本円にして約90万円という結構な高額となっており、ポルシェのパーソナライズ部門及びクラシック部門の副社長は「ポルシェの顧客にとって個人性は非常に重要です。また、個人の指紋よりも個人的なデザインはありません。」とコメントしています。
上から見た指紋デザインはこんな感じ。(画像:プレスイメージより) |
確かにそれはそうですが、例えば全く違うオーナーさんのそれぞれの指紋をボンネットにデザインした車を並べられても、「これは俺の指紋だ!」と瞬時に判別出来るものでもなさそうですけどね。。。
ちなみに、こんなに大きく指紋を見せびらかしたら生体認証などで悪用されてしまうのでは?と心配になりますが、その辺りは不正な目的で使用が出来ないように処理されて作成されるとのことなので安心です。
これまでに不可能だったデザインが可能となるなど、技術的には凄いことのようです。 |
プロジェクトチームの皆さん。ちなみにこの指紋は同チームのデザイナー、グラントラーソン氏のもののようです。(画像:プレスイメージより) |
最初にこのニュースを見たとき、エイプリルフールの企画かと思いましたが、実際に2020年3月からリクエストに応じてポルシェエクスクルーシブマニュファクチュールから提供されるようで、「指紋」デザインの要望の多さというよりも、ロボット技術とアプリケーション技術とペイント技術の3つを調和させて従来では不可能だったデザインも可能となったという、どちらかといえば技術面でのアピールの意味合いが強そうですね。
一体どの程度この個性的すぎるデザインをリクエストする顧客が世界にどのくらい存在するのかも気になるところです。
自分の「指紋」をポルシェのボンネットにデザイン出来る謎の公式サービスが登場。
Reviewed by hossy
on
26 2月
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