フェラーリが5月8日からの完全な生産再開を発表。
フェラーリは、新型コロナウイルスの感染拡大により3月14日から停止していた生産を、5月8日(金)に完全に再開することを発表しました。
生産の再開に備え、従業員の健康を守ることを目的とした「バック・オン・トラック」と呼ばれるプログラムを立ち上げるほか、予防、安全対策の説明なども行なったとのことです。
医療サポート「バック・オン・トラック」プログラムによる予防措置と安全対策も。
マラネロとモデナで工場での生産を再開したフェラーリ(画像:プレスイメージより) |
フェラーリの発表によると、Covid-19パンデミックの影響で当初の生産再開予定をひと月近く延長するなど、史上最長の閉鎖となっていましたが、政府の規制に沿って5月8日(金)に完全に再開するために、徐々に部分的な再開を行なってきたとのこと。
今回の生産再開に伴い、共有エリアの共有やエリアの再編成など、全従業員の健康と健康を守ることを目的としたいくつかの新しい慣行の導入や、ここ数週間ですでに始まっている自主的な血清検査などが含まれた「バック・オン・トラック」プログラムを立ち上げるほか、生産を開始する前に、新しい予防措置と安全対策を説明するために、従業員のためのトレーニングセッションを実施するなど、様々な安全対策も進めていくとのことです。
「バック・オン・トラック」プログラムの詳細については、先月に公開していたこちらの記事「フェラーリがコロナウイルス患者を治療する医療従事者を支援。従業員をサポートするプロジェクト「Back on Track」も予定。」でご紹介していますが、従業員及びその家族、親族、サプライヤーの健康を保護するための医療サポートプロジェクトという本格的なものとなっているようです。
また他の記事でもご紹介したいと思いますが、欧州の自動車メーカーは、今月に入ってから自国内にある工場での生産を再開させているところが多い印象ですね。
新たにフェラーリより公開された生産再開後に完成した新車の写真を追加掲載します。
限定シリーズ「Icona」の「モンツァSP2」 |
ロッソコルサカラーのフェラーリF8トリブート |
フェラーリ812GTS |
これらの生産された新しいフェラーリは、米国、オーストラリア、ドイツのオーナーの元へ配達されるとのことです。
フェラーリ、生産の再開を発表。医療サポートや予防安全対策を行いながらの再開へ。
Reviewed by hossy
on
08 5月
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