BRABUS「BODOカブリオレ」発表!1,000馬力V12をオープンで楽しむ世界限定77台のスーパーカー
2026年7月に発表され、大きな話題となったBRABUS(ブラバス)の新型グランツーリスモ「BODO」。
創業者ボド・ブッシュマンが生前に思い描いていた大型グランツーリスモの夢を形にしたモデルで、5.2リッターV12ツインターボから1,000PS、最大トルク1,200Nmを発生する、BRABUSの新たなフラッグシップです。
そんなBODOに今回、オープンカーとなる「BRABUS BODO CABRIOLET(BODOカブリオレ)」が登場しました。
クーペに続いて追加されたこのモデルは、BODOの基本的なコンセプトや強烈なパフォーマンスを受け継ぎながら、ルーフを持たない開放感を加えた2+2シーターのカブリオレです。
BODOの「もうひとつの姿」として登場
先に登場したBODOは、BRABUSがこれまで手掛けてきたチューニングカーとは少し異なる存在でした。
メルセデス・ベンツなどをベースにした高性能モデルではなく、BRABUS自身がひとつのグランツーリスモとしてデザインし、カーボンボディまで製作するコーチビルドモデルだからです。
その背景には、創業者ボド・ブッシュマンが生前に語っていた「大型のグランツーリスモを作りたい」という夢がありました。
車名の「BODO」も、もちろん創業者の名前に由来しています。また、世界限定77台という生産台数は、BRABUSが創業された1977年へのオマージュで、今回のカブリオレも、そのBODOの世界観を受け継いでいます。
1,000PSのV12はそのまま
搭載されるのは、クーペと同じ5.2リッターV12ツインターボエンジン。
最高出力は1,000PS、最大トルクは1,200Nmで、8速オートマチックトランスミッションを介して後輪を駆動します。
0-100km/h加速はわずか3.0秒。0-200km/hは8.5秒、0-300km/hも23.9秒で、最高速度は360km/hに達します。
つまりBODOカブリオレは、単に「屋根を開けられるBODO」というだけではありません。
1,000PSのV12をオープンエアで味わえる、極めて特殊なグランツーリスモなのです。
カーボンボディを採用した独自のスタイル
BODOカブリオレのボディには、クーペと同様に高強度カーボンファイバーを使用しています。
BRABUSはコンピューターによる設計を繰り返しながら、デザインだけでなく高速走行時の空力性能にも重点を置いて開発。BODOならではの低く流れるようなシルエットも受け継がれています。
一方で、カブリオレではルーフを開けることで、同じデザインでもクーペとはまったく異なる雰囲気になります。
BODOの全高はわずか130cm。そこにオープンボディが組み合わされることで、低くワイドなプロポーションがより強調される仕上がりです。
「77」はカブリオレにも受け継がれる
BODOを象徴する「77」の数字も、カブリオレに受け継がれています。
これは単なるモデル名の数字ではなく、BRABUSが誕生した1977年を意味するもの。
創業者の名前を車名に使い、創業年を生産台数にするというBODOのコンセプトは、クーペだけでなくカブリオレにも貫かれています。
つまりBODOカブリオレは、単なる派生モデルというより、創業者の夢を別のスタイルで表現したモデルと考えたほうが近いのかもしれません。
21インチホイールと専用タイヤ
足元には、クーペとは異なる21インチのBRABUS Monoblock Z-GT「Shadow Edition」鍛造ホイールを採用しています。
フロントは9.5J×21、リアは11.5J×21で、タイヤサイズはフロント275/35 ZR21、リア325/30 ZR21。
特にリアには325mm幅のタイヤを装着し、1,200Nmという巨大なトルクを後輪で受け止めます。
さらに、ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションとマルチリンク式リアサスペンションを組み合わせ、5種類のドライブモードも用意されています。
インテリアは2+2のグランツーリスモ
BODOカブリオレは、極端な2シーターのスーパーカーではありません。
クーペと同じく2+2シーターとして仕上げられており、BRABUSは長距離を走るグランツーリスモとしての快適性も重視しています。
インテリアにはブラックのレザーとヌバックレザーを使用し、BRABUS独自の「Shell」キルティングやカーボンファイバー製パーツなどを組み合わせています。
さらにドアには、車名の由来となったボド・ブッシュマンのサインも施されています。
BODOは「クーペだけ」では終わらなかった
先に登場したBODOは、BRABUSが創業者の夢を現代に蘇らせたグランツーリスモでした。
そして今回のカブリオレは、そのコンセプトをさらに広げるモデルです。
クーペでは、130cmという低いボディとフルカーボン製のボディワーク、1,000PSのV12によって、BRABUSらしい強烈な存在感を追求しました。
一方のカブリオレでは、そこに「屋根を開けてV12サウンドを楽しむ」という別の魅力が加わります。
しかも性能は0-100km/h 3.0秒、最高360km/hという本格的なスーパーカー級。
「速さを追求するならクーペ」という単純な話ではなく、BODOというクルマをより感覚的に楽しむための選択肢としてカブリオレが用意された、と考えると面白いでしょう。
世界限定77台、BODOの物語はさらに広がる
BODOカブリオレの生産台数も世界限定77台。
これはクーペと同じく、BRABUS創業年の1977年にちなんだ数字です。
BODOは、単純に1,000PSというスペックだけを競うモデルではありません。
創業者が思い描いたグランツーリスモを、BRABUSが半世紀近く経った現在に実現する。そして今度は、そのクルマをオープンカーへと発展させる。
「BRABUS BODO CABRIOLET」は、BODOという新しいブランドアイコンに、もうひとつの楽しみ方を与えたモデルと言えそうです。
1,000PSのV12を積んだ世界限定77台のグランツーリスモを、今度はルーフを開けて楽しむ。
BODOの物語は、クーペの登場だけでは終わらなかったようです。
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