これは奇抜過ぎる!?メルセデス・ベンツ「W111」を現代的に再構築したKugel Werks「One Eleven」

メルセデス・ベンツ「W111」「One Eleven(ワン・イレブン)」カスタム

メルセデス・ベンツ「W111」がAMG仕様に!Kugel Werksのレストモッド「One Eleven」が登場

1960年代を代表するクラシックカーのひとつ、メルセデス・ベンツ「W111 クーペ」が、現代のAMGテクノロジーをまとって生まれ変わりました。

手掛けたのは、クラシックカーを現代的な技術で再構築するアメリカのKugel Werks(クーゲル・ワークス)で、同社が製作した「One Eleven(ワン・イレブン)」は、W111の美しいスタイリングを残しながら、メルセデスAMG C63 Sのパワートレインやシャシーを組み合わせた、好き嫌いが極端に分かれそうな個性的なレストモッドとなっています。

メルセデス・ベンツ「W111」を現代的に再構築

メルセデス・ベンツ「W111」「One Eleven(ワン・イレブン)」カスタム

Kugel Werksがベースに選んだのは、クラシックなメルセデス・ベンツW111クーペです。

W111といえば、優雅なボディラインや特徴的なリアデザインで知られるモデルですが、One Elevenではその基本的な魅力を残しながら、現代的なスタイルへと手を加えています。

フロントからリアまで伸びるボディラインはそのままに、ボンネットを延長し、フェンダーをワイド化

さらに、専用バンパーや現代的なホイール、新しいヘッドライトとテールライトなどを採用しています。

メルセデス・ベンツ「W111」「One Eleven(ワン・イレブン)」カスタム

クラシックカーの雰囲気を完全に消してしまうのではなく、W111の持つ優雅さに力強さを加えたデザインが特徴です。

道を走っていてこんな車が後ろから迫ってきたら怖すぎますね。

W111のボディに「AMG C63 S」の中身

メルセデス・ベンツ「W111」「One Eleven(ワン・イレブン)」カスタム

One Elevenの最大の特徴は、見た目だけではありません。

クラシックなW111のボディの下には、メルセデスAMG C63 Sをベースとした現代的なメカニズムが組み込まれています。

搭載されるのは4.0リッターV8ツインターボエンジン。

最高出力は510hp、最大トルクは700Nmを発揮します。

トランスミッションには7速AMG SPEEDSHIFT MCTを組み合わせ、駆動方式は後輪駆動です。

さらに、サスペンションやブレーキ、電子制御システムなどにもAMG C63 Sの技術が投入されています。

つまり、クラシックなW111の姿をしていながら、その中身は現代の高性能AMGに近いというわけです。

デザインにも大胆な変更

メルセデス・ベンツ「W111」「One Eleven(ワン・イレブン)」カスタム

One Elevenでは、W111のデザインをただ保存するのではなく、現代的な解釈を加えています。

特に目を引くのが、ワイド化されたフェンダーです。

クラシックなW111の優雅なボディに力強いフェンダーを組み合わせることで、オリジナルモデルとは異なる存在感を生み出しています。

さらに、専用バンパーや現代的なホイール、新デザインのヘッドライトとテールライトも採用。

古い車をそのまま復元するのではなく、「もしW111を現代に作ったら?」という発想に近いデザインに仕上げられています。

インテリアはオーナー好みにカスタマイズ

メルセデス・ベンツ「W111」「One Eleven(ワン・イレブン)」カスタム

One Elevenは、外装だけでなくインテリアもオーナーの好みに合わせて仕立てることができます。

ボディカラーやインテリアデザインを選択できるほか、レザー、アルカンターラ、ウッド、カーボンなど、さまざまな素材を組み合わせることが可能です。

そのため、同じOne Elevenでも仕様によって雰囲気が大きく変わる可能性があります。

クラシックカーのレストアというより、現代の高級コーチビルドカーに近い考え方と言えるでしょう。

生産台数を限定した特別なW111

メルセデス・ベンツ「W111」「One Eleven(ワン・イレブン)」カスタム

Kugel WerksはOne Elevenについて、生産台数を限定することで希少性を高めると説明しています。

公式ページでは「Limited Edition & Exclusivity」として紹介されており、一台ごとに個別の仕様を仕立てることもOne Elevenの大きな特徴です。

なお、Kugel Werks公式ページでは「限定シリーズ」として販売されている一方、具体的な生産台数については同ページで明記されていません。そのため、現時点では「○台限定」と断定しない方が正確です。

価格は48万ドルから

メルセデス・ベンツ「W111」「One Eleven(ワン・イレブン)」カスタム

Kugel Werksの公式サイトでは、W111 Coupe by KUGELを48万ドルで掲載しています。

日本円にすると、為替レートによって変動しますが、およそ7,000万円前後という非常に高額なモデルです。

しかも、ボディカラーやインテリアなどをオーナーの好みに合わせて仕立てられるため、仕様によってはさらに価格が上昇する可能性があります。

クラシックなW111を所有するだけではなく、現代のAMGの走行性能と完全なオーダーメイド性まで手に入れる車と考えれば、この価格設定にもKugel Werksならではの思想が見えてきます。

「古い車」ではなく、新しいW111という発想

メルセデス・ベンツ「W111」「One Eleven(ワン・イレブン)」カスタム

Kugel WerksのOne Elevenが面白いのは、単純に古いメルセデスを高性能化しただけではないところです。

W111が持つクラシックなデザインを残しながら、現代のAMGからパワートレインやシャシー、電子制御などを取り入れることで、1960年代のデザインと現代のドライビング性能を融合しています。

クラシックカーの魅力を残したい。

でも、現代の高性能車のような走りも楽しみたい。

そんな相反する要素を一台にまとめたレストモッドなのだと思いますが、ここまで大胆にデザインなどを変更するのは、チューナー側としてもみんなに受け入れられたいというわけではなく、賛否が起こることは前提でカスタムしているのだろうと感じられますね。

実際、当サイトではこれまでも奇抜なカスタムモデルを多数ご紹介してきましたが、不思議なもので、このようなカスタム事例のアクセス数はノーマルの車より多かったりします。

怖いもの見たさに近いような気もしますが、こういう「やりすぎ」に見える車ほど、なぜか気になってしまう方も多いのではないでしょうか?

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