458イタリアの後継モデルとなる「フェラーリ488GTB」（画像：プレスイメージより）

■新型「フェラーリ488GTB」を正式発表。

フェラーリは、2015年2月3日に新型の高性能スポーツカーとなる「フェラーリ488GTB」を正式発表しました。

フェラーリ458イタリアの後継モデルとして登場する「フェラーリ488GTB」は、458イタリアよりも彫刻的で躍動感のあるエクステリアデザインやスポーティさと快適性を両立したインテリア、そしてサーキット専用モデルで知られる「XXプログラム」のノウハウを最大限に活用することで進化した高いパフォーマンスを実現した最新モデルとして登場することになります。

■「フェラーリ488GTB」には新型の3,902cc 90°V型8気筒ターボを搭載。

「フェラーリ488GTB」は性能面でも先代よりパワーアップ。（画像：プレスイメージより）

「フェラーリ488GTB」には、新型の3,902cc 90°V型8気筒ターボエンジンがミッドシップレイアウトで搭載され、最高出力は670PS/8,000rpm、最大トルクは760Nm/3,000rpmと公表されており、この数値は先代モデルとなる458イタリアや、その高性能モデルとなる458スペチアーレよりもパワーアップしていることになります。

「フェラーリ488GTB」は新型のV8ターボエンジンを搭載。（画像：プレスイメージより）

また、いなかる回転域においても強大なエンジントルクをスムーズかつパワフルに引き出し、ドライバーがペダルを踏んだ瞬間から加速を維持するという可変トルク制御システムを搭載したギアボックス、性能だけでなく走りとともに奏でられるエキゾーストサウンドの調整も行われているとのことでリッチでクリアなフェラーリサウンドを聴くことも出来るようです。

発表とともに公表されている数値としては、「フェラーリ488GTB」は0-100km/hの加速が3.0秒、0-200km/hの加速が8.3秒、最高速度は330km/hオーバーという圧倒的なパフォーマンスが実現されているとのこと。

■458イタリアから進化した彫刻的な「フェラーリ488GTB」のエクステリアデザイン。

立体感のあるエクステリアデザインはフェラーリ・スタイリング・センターが手掛けたもの。
（画像：プレスイメージより）

新たに登場する「フェラーリ488GTB」には、458イタリアよりも彫刻的で立体感のあるエクステリアデザインが採用されており、フェラーリ・スタイリング・センターが手がけたという印象的なスタイルの特徴として、308GTBを意識したスプリッターによって2分割されている大型のエアインテークや、ワイドなフロントスポイラーなど、デザインとともにエアロダイナミクスを追求し、スポーツカーらしさだけでなくパフォーマンス面にも貢献する仕上がりとなっているようです。

「フェラーリ488GTB」はテールパイプやテールライトも新デザインに。（画像：プレスイメージより）

デザインはエアロダイナミクスを意識したものに。（画像：プレスイメージより）

また、458イタリアからの変更点としては、エグゾースト・テールパイプのレイアウトの見直しが行われているほか、円形のLEDテールライトも新たなデザインのものが採用されています。

■スポーティーと快適性を追求した「フェラーリ488GTB」のインテリアデザイン。

快適性とスポーティーな雰囲気、そしてクラシックな要素を併せ持つインテリアデザイン。
（画像：プレスイメージより）

「フェラーリ488GTB」のインテリアデザインは、コックピットを完全にドライバー中心に設計するというコンセプトでスポーティーな雰囲気と快適性に一切妥協することなく仕上げられた空間となっているようで、グラフィックやインターフェイスが新デザインとなったインフォテイメント・スクリーンなどの最新のシステムを搭載するだけでなく、随所にクラシック・フェラーリのデザイン要素も織り込まれたスタイルとなっているとのこと。