250TRをモチーフにした特別仕様のフェラーリ・カリフォルニアT。(画像:フェラーリ公式サイトより引用) |
■「フェラーリ250TR」を現代的に再現した「カリフォルニアT」
フェラーリは、フランクフルトモーターショーのフェラーリブースにて、テーラーメイドモデルとして製作された1957年の「250TR」を現代的に再現したというヒストリックレーシングカーを彷彿とさせるブラックとレッドの組み合わせが印象的な「フェラーリ・カリフォルニアT」を公開しました。
■フェラーリのヒストリックカーを彷彿とさせる特別仕様の「カリフォルニアT」
ヒストリックレーシングカーを彷彿とさせるデザインが特徴的。(画像:フェラーリ公式サイトより引用) |
7月に発表された「フェラーリ488スパイダー」のワールドプレミアでも話題となった今回のフランクフルトモーターショーでフェラーリが公開した特別仕様の「フェラーリ・カリフォルニアT」は、近年のオークションでも高額で取引されているクラシックカー「250TR」をモチーフにデザインされたモデルとなっており、当時の250TRのカラーであるブラックとレッドの組み合わせを再現しているほか、インテリアでもボディカラーと同じくブラックとレッドのレザーを多用することで、モータースポーツでのフェラーリのDNAが表現されているとのこと。
当時のモデルと同じブラックとレッドの組み合わせです。(画像:フェラーリ公式サイトより引用) |
インテリアも外装と同様の設定に。(画像:フェラーリ公式サイトより引用) |
ブラックとレッドのレザーが多用されています。(画像:フェラーリ公式サイトより引用) |
フェラーリのテーラーメイドプログラムにより製作された1台。(画像:フェラーリ公式サイトより引用) |
今回公開されたカリフォルニアTについては、同社のテーラーメイドプログラムを利用して製作された特別仕様とのことなので、もしかするとこの後オーダーした顧客の元に届けられるのかもしれませんが、真っ黒なボディでグリルのまわりが赤く塗られている姿はかなり目立ちそうですね。
こちらが今回のモデルのモチーフとなった「250TR」(画像:autoblogより引用) |
ちなみに今回のカリフォルニアTのモチーフとなった「フェラーリ250TR」は、トータルで19台程度のみ製造された希少なクラシックカーとなっており、現在個人売買やオークションなどでは10億円以上の価格で取引されているようです。
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フェラーリ、250TRをモチーフにしたデザインの「カリフォルニアT」を公開。
Reviewed by hossy
on
19 9月
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