サーキット走行専用車のアストンマーチン・ヴァルカンを公道走行可能にするプロジェクト。 (画像: Some rights reserved by Falcon_33) |
■サーキット専用車「アストンマーチン・ヴァルカン」の公道仕様を製作へ。
こんなクルマが普通の道を走っていたらビックリしますね。
アストンマーチンが2015年3月のジュネーブモーターショーにて発表した高性能スーパーカー「ヴァルカン」は、基本的に公道走行を前提としないサーキット専用車となっていますが、1台が3億円とも4億円ともいわれるこの特殊なクルマを一般の公道で走らせたいという一部の大富豪のために、エンジニアリング会社RMLが公道仕様のヴァルカンを製作するようです。
■エンジニアリング企業のRMLグループがアストンマーチン・ヴァルカンを公道走行可能な状態へカスタム。
公道仕様へのカスタムを手掛けるのは英国のエンジニアリング企業「RMLグループ」 ※写真は通常のヴァルカン。(画像:アストンマーチン・ヴァルカンのプレスイメージより) |
今回、この無謀なプロジェクトを行うのはエンジニアリング会社のRMLグループで、同社の発表によると、一般の道路で走行するために多くの安全面や法的要件に準拠したカタチにカスタムしたアストンマーチン・ヴァルカンを製作し、実際の公道走行可能な状態への変換プロセスは3〜4ヶ月程度かかり、今年後半にも完成を予定しているとのことです。
公道を走れるアストンマーチン・ヴァルカンは今年後半にも完成が予定されています。 ※写真は通常のヴァルカン。(画像: Some rights reserved by BreakingTravelNews) |
アストンマーチン・ヴァルカンは7.0リットルV12エンジンを搭載し、最高出力は800馬力以上というトラック専用モデルとして世界限定24台のみが生産され、価格は3億円〜4億円で取引されるという世界的にも希少な最新モデルの一つとなっており、アストンマーチン自体はこのモデルの公道仕様を生産するつもりはないようでしたが、今回のRMLグループのカスタムにより全体の生産数のうち数台は公道を走れるヴァルカンが誕生することになりそうです。
アストンマーチン・ヴァルカン自体、もともとが一般の道路での走行を想定していないクルマのため、このカスタム自体がかなりハードルの高い挑戦のようなので、カスタム費用は公表されていませんが、もしかすると普通のアストンマーチンが買えてしまうくらいの価格になるかもしれません。
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Reviewed by hossy
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21 4月
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