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中国市場に向けた3台のみの限定車「パガーニ・ウアイラ・ディナスティア」はこんなクルマ。 (画像:Facebook/Primageより引用) |
■中国市場向けの限定モデル「パガーニ・ウアイラ・ディナスティア」
イタリアのスーパーカーブランド「パガーニ・アウトモビリ」が限定生産した「ウアイラ」には、限定生産台数の中でいくつかの特別モデルが設定されており、その中にはたった一人の顧客のために製作された特注の「ウアイラ・パール」や、20台限定のハードコア仕様となる「ウアイラBC」などが存在しています。
そんな「パガーニ・ウアイラ」の中でも、中国市場に向けた限定車「ウアイラ・ディナスティア」は、わずか3台限定の珍しいモデルとなっており、そのうちの1台の写真が中国のフォトグラファーPrimageのFacebookページにて公開されました。
■王朝を意味する限定モデル「パガーニ・ウアイラ・ディナスティア」ドラゴンが描かれたデザインも特徴。
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「パガーニ・ウアイラ・ディナスティア」はイタリア語で王朝を意味する3台のみの中国限定車。 (画像:Facebook/Primageより引用) |
今回写真が公開された「ウアイラ・ディナスティア」(dinastiaはイタリア語で王朝を意味する)は、正式には「パガーニ・ウアイラ・ディナスティア・睚眦」(睚眦=龍生九子、中国の伝説上の生物、竜が生んだ九匹の子で「睚眦」はドラゴンに似た姿)という名前らしく、パープルカラーのカーボンファイバーの模様が透けて見えるエクステリアに、ブルーとブラックで統一されたインテリアカラー、ゴールドのホイールというド派手なデザインに仕上げられている印象的なスタイル。
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公開された「パガーニ・ウアイラ・ディナスティア」のデザインはパープルカーボンにブルーのインテリアというド派手なスタイル。(画像:Facebook/Primageより引用) |
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このカラーは「パガーニ・ウアイラ・ディナスティア」の中でもこちらの車両のみの設定と思われます。 (画像:Facebook/Primageより引用) |
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近未来的なウアイラのスタイルにブルーのインテリアは目立ちそうです。 (画像:Facebook/Primageより引用) |
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「ウアイラ・ディナスティア」のテーマでもある中国の伝説上の生物「睚眦」のイメージでしょうか? (画像:Facebook/Primageより引用) |
また、パガーニが「ウアイラ」専用にサーキット走行などに向けて提供しているハードコアオプション「テンペスタパッケージ」も設定されているようです。
■「パガーニ・ウアイラ・ディナスティア」の価格は数億円?
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「ウアイラ・ディナスティア」はオプションだけでちょっとした家やマンションが買えてしまいそうな価格。 (画像:Facebook/Primageより引用) |
ちなみに、こちらの「ウアイラ・ディナスティア」に設定されたテンペスタパッケージだけでも日本円にして2000万円近くするという高額なもので、限定3台の特別モデルであることに加え、生産前の時点で恐らくオーナーが好みでオーダーした部分もあると考えられ、通常の「ウアイラ」が1億円以上(関税無しの状態で)、6リッターV12エンジン搭載車への排気量に応じた中国での関税も含めると、納車された時点で信じられないような価格になってしまっているのではないでしょうか?
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ちなみにパガーニは「ウアイラ・ディナスティア」の設定を2014年に発表しているので、納車まで少なくとも2年はかかるということなのでしょうか?(画像:Facebook/Primageより引用) |
3月のジュネーブモーターショーで初披露された20台限定の「パガーニ・ウアイラBC」では、1台の価格は3億円近くといわれていましたが、今回の「ウアイラ・ディナスティア」の場合、デザインもカラーも価格も台数も、それを超える浮世離れしたスーパーカーに仕上がっているものと思われます。
中国市場に向けた3台限定の特別なスーパーカー「パガーニ・ウアイラ・ディナスティア」
Reviewed by hossy
on
18 10月
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