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メルセデスベンツがフルモデルチェンジした新型の「Aクラス」を発表。(画像:プレスイメージより) |
■新型「メルセデスベンツAクラス」を発表。フルモデルチェンジした4代目モデルに。
メルセデスベンツのエントリークラスとして、2012年の3代目モデル(W176)では、初代、二代目とは大きく変更されたエクステリアデザインが話題となった「Aクラス」ですが、2018年2月2日に、
3代目の登場から6年ぶりとなるフルモデルチェンジが発表された最新の4代目「Aクラス(W177)」では、さらに洗練されたデザインが反映され、上位モデルのような大型スクリーンを搭載するなど、コンパクトカーらしからぬ進化を遂げているのが特徴的です。
■最新のデザインやハイテク装備を取り入れた新型「メルセデスベンツAクラス」の特徴。
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新型のAクラス。エクステリアはもちろんですが、内装が一新されているのが特徴です。 |
2018年2月2日にメルセデスベンツが発表した新型の「Aクラス」は、同社が「これまでと同じくらい若々しくダイナミック」であり、「かつてないほど大人で快適」なモデルと表現するように、
3代目モデルからの進化を思わせるエクステリアデザインを引き継ぎながらも、以前は高級なクラスで採用されていたようなデザインや機能をエントリークラスであるAクラスにも導入しているのが特徴で、最新技術を多数採用したモデルのイメージがエクステリアのデザインにも影響を与えた、スタイリッシュな外観に仕上げられています。
メルセデスベンツの新型「Aクラス」のエクステリアデザイン画像は以下より。
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スポーティ、ダイナミズム、エモーションを表現したエクステリアデザインとのこと。 |
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第四世代では、コンパクトなクラスでのラグジュアリーを再定義しているモデルになっているとのこと。 |
こちらは新型Aクラスの限定モデル「Edition1」の画像。
新型Aクラスでは、エクステリアについては先代モデルからの影響が感じられますが、
インテリアについては全くの別物レベルで変更されており、運転席と中央にそれぞれディスプレイが採用され、1枚のガラスで繋がるようにカバーされているという、メルセデスベンツでも最新の上位モデルで導入され始めたばかりのデザインが取り入れられているのも特徴です。
以下は新型Aクラスのインテリアデザインの画像。
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インテリアについては先代のAクラスからは大きく変化した印象です。 |
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デザイン的にもターゲットにしている年齢層も比較的若そうなイメージです。 |
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上位クラスのイメージがあったこのデザインが、ついにAクラスにも採用されました。 |
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ハイテクな雰囲気(実際、技術的にも最新)が好きな人にはぴったりかもしれません。 |
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エアコンの吹き出し口からダッシュボードにかけて流れるイルミネーション。 |
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クルマというよりガジェットっぽい雰囲気もあるように感じられますね。 |
さらに、
新開発のAIを利用した音声認識アシスタント「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)が搭載されることにより、乗員がハンドルのスイッチを押す、または「ヘイ!メルセデス」と呼びかけると起動し、様々な機能を操作することが出来るようになるなど、新型では先代モデルと比較してもハイテク装備の面でかなりの進化を遂げているようです。
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アムステルダムでの初披露の際に展示された赤いカラーをまとった新型Aクラス。 |
今回発表された新型のメルセデスベンツAクラスについては、現時点では日本国内向けの導入時期や価格などについて詳細は公表されておらず、グレードや限定仕様などがどの程度日本で発売されるかは不明ですが、欧州向けにラインアップされるモデルとしては、新開発「M282」1.4リットル直列4気筒エンジンを搭載したガソリンモデルの「A200」(最高出力163PS/最大トルク250Nm)、「M260」エンジンを搭載した2リットルの「A250」(最高出力224PS/最大トルク350Nm)、「OM608」1.5リットルディーゼルエンジンを搭載した「A180d」(最高出力116PS/最大トルク260Nm)となっており、特別賞の「Edition1」も用意されるとのことです。
今回の発表では通常の「Aクラス」のみの披露でしたが、おそらく今後、先代モデルに引き続き高性能な「メルセデスAMG」仕様のモデルも登場することになるのではないかと考えられます。