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世界最強クラスの「ブガッティ・シロン」にさらに俊敏製などを向上させたモデルが登場。 (画像:プレスイメージより) |
■ブガッティ・シロンに挙動や俊敏性を向上した「シロン・スポーツ」が登場。
世界で最も高価で高性能なクルマの代表的モデルとして知られている「ブガッティ」のハイパーカー「シロン」は、ベースモデルの時点でも8.0リットルW16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力は1500馬力、最大トルクは1600Nm、0-100km/hの加速はわずか2.5秒以下、そして、最高速度は420km/h以上という桁外れな量産車ですが、そんな全てが規格外なこのクルマを、さらにハンドリング性能を大幅に引き上げ、俊敏性をさらに向上させるなどした新バージョン「シロン・スポーツ(Chiron Sport)」が発表されました。
■「ブガッティ・シロン・スポーツ」はワイパーまでカーボン製!基本価格は3億5000万円近くに!
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エンジンスペックは変更なしですが、軽量化などによりさらに高いパフォーマンスを追求しています。 (画像:プレスイメージより) |
ジュネーブモーターショーにて発表された「ブガッティ・シロン・スポーツ」は、エンジンのスペック的には変更は行われていないものの、パーツにカーボンファイバーを多用し、軽量なガラスやホイールを装着するなどしたことで、通常のモデルに比べ18kg程度軽量化されているほか、新たに「ダイナミックハンドリングパッケージ」を採用することでハンドリングも向上。両サイドの車輪にトルクを個別に分配するダイナミックトルクベクタリング機能が搭載されるなど、挙動と俊敏性が大幅に向上しているとのこと。
コーナリング性能が大幅に向上したことにより、ナルド・ハンドリング・サーキットでシロンよりも5秒速いラップタイムを記録しているとのことです。
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デザインも通常のシロンとは異なっているのも特徴です。(画像:プレスイメージより) |
デザイン面でも、通常の「シロン」とは異なるスタイルが採用されているのが特徴で、4本出しのエキゾースト・ディフレクターや、ホイールデザインが変更となるほか、「シロン・スポーツ」が、カーボンファイバー製のフロントガラスワイパーを採用した最初の市販車となっていることも発表されています。
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こちらが市販車では初という「カーボンファイバー製のワイパー」 |
今回発表された「ブガッティ・シロン・スポーツ」の基本価格は265万ユーロ、日本円にして約3億4777万円で、2018年末に納車が開始される予定とのことですが、カラーやトリムパッケージなどのオプションも用意されているため、実際に納車される際にはトータル4億円近くになっている車両も多いのではないでしょうか?
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Reviewed by hossy
on
15 3月
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