ポルシェのミドルクラスSUV「マカン」がマイナーモデルチェンジ。(画像:プレスイメージより) |
■ポルシェ・マカンが初のマイナーモデルチェンジ。
ポルシェは、2013年に登場したミドルクラスSUV「マカン」の初のマイナーモデルチェンジを発表しました。
改良新型となる2019年モデルの「マカン」は、今までのスタイルを引き継ぎながらも、他のモデルと同様にLEDライトストリップが採用されるなどしているほか、性能面での改善や最新のインフォテイメントシステムなども採用されており、日本では2019年夏より発売予定、価格は699万円からと据え置きになっているとのことです。
■2019年モデルの「マカン」はデザイン、装備、性能面も改良。
最新のデザインが反映されているほか、様々な部分のアップデートも。(画像:プレスイメージより) |
2013年の登場以来、世界で累計31万8000台が販売されているという、ポルシェの中でも人気モデルとなっているミッドクラスSUV「マカン」ですが、初のマイナーモデルチェンジとなる今回の改良型では、従来のモデルのエクステリアスタイルを引き継ぎながらもデザインがより現代的なものへと進化しており、LEDヘッドライトが標準装備になっているほか、リアには、他のモデルと同じように「LEDライトストリップ」が採用。いずれも3次元的なデザインを施すことにより、ポルシェのDNAを反映したスポーツカー的なフォルムへと生まれ変わっているとのこと。
また、変更されたのは見た目だけではなく、フロントサスペンションの一部をアルミ化して1.5kgの軽量化を達成。これにあわせてアンチロールバー、スプリング、ダンパーなどの設定を見直すことで、さらにシャープなハンドリングを実現するとともに、バネ下荷重の低減により乗り心地も改善されているとのことです。
■様々な部分が改良、更新。標準装備も充実。
さらに、排気量2リッターの直列4気筒ターボエンジンは焼室形状を見直すなどの最適化を図ることで、252psの最高出力と370Nmの最大トルクを達成しエンジンパワーは7速PDK(ポルシェドッペルクップルング)と電子制御式多板クラッチを介して4輪に伝えられ、洗練されたトルク配分機構によりレスポンスのいいハンドリングと優れたトラクション性能を発揮するとアナウンスされています。
やはり、今回のマイナーチェンジではテールランプのデザイン変更が特徴的ですね。 |
新しい「マカン」は装備の面でも充実しており、運転支援装置関連ではより高性能なセンサーを採用するとともに画像処理性能を向上させることで新機能を追加。そして、インターネットと常時接続された新世代のポルシェコミュニケーションマネージメント(PCM)を標準装備しているのも特徴で、画面サイズを従来の7.2インチから10.9インチへと拡大したタッチスクリーンが採用されており、Porsche Connectに「ガソリンスタンドに行きたい」などと話しかけるだけで、ナビの目的地が設定される音声認識機能を装備することで、快適なドライブを楽しむことが出来るようです。
・以下はマイナーチェンジした「マカン」の内装の写真です。
高解像度のフルHD 10.9インチタッチスクリーンディスプレイを採用。スタート画面はカスタマイズ可能で、直感的に操作することができるとのこと。 |
新しいオプションとして「イオナイザー」を選択可能で、こちらは空気の質を改善し、室内環境の快適性を高めることができるようです。 |
・新しい「ポルシェ・マカン」のエクステリアを紹介した公式映像。
冒頭でご紹介した通り、マイナーモデルチェンジした新しい「ポルシェ・マカン」は、2019年の夏より日本全国のポルシェ正規販売店にて発売されることが発表されており、ベースグレードの価格は699万円とのことで、当初デリバリーされる「ファーストエディション」及び「シュポルトエディション」と呼ばれる装備を充実させたモデルは、それぞれ889万円〜と、916万円〜となるとのことです。
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Reviewed by hossy
on
30 12月
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