ロサンゼルスオートショーで初披露された新型「Mazda3(アクセラ)」(画像:プレスイメージより) |
■最新のデザインと技術を採用して登場した新型「Mazda3(アクセラ)」
2018年11月28日に、米国で開幕したロサンゼルスオートショーで世界初披露されたマツダの新型「Mazda3(アクセラ)」は、2017年10月に東京モーターショーで披露されたコンセプトモデル「魁 CONCEPT」に近い状態で市販モデルに反映されたデザインが特徴的で、ハッチバックモデルとセダンモデルでそれぞれ「エモーショナル」と「エレガンス」が追求されたスタイルに仕上げられています。
デザインはもちろん、世界初の「SKYACTIV-X」の採用などでも注目されている新型「Mazda3(アクセラ)」ですが、同社の発表では、この新型「Mazda3(アクセラ)」の登場から、マツダの新世代商品が始まるとアナウンスされており、新型「Mazda3(アクセラ)」で採用された、深化した「魂動デザイン」が、今後、新たなモデルへも反映されていくことになるものと思われます。
2019年5月更新:MAZDA3の日本での発売情報を追加掲載しました。
■新型「Mazda3(アクセラ)」は深化した「魂動デザイン」の採用。「魁 CONCEPT」を受け継ぐ市販デザイン。
深化した「魂動デザイン」が採用され、ハッチバックとセダンで違った印象に仕上げられています。 (画像:プレスイメージより) |
今回発表された新型「Mazda3(アクセラ)」は、日本の美意識の本質を体現することを目指す、深化した「魂動デザイン」が採用され、ワンモーションのシンプルな動きでフォルムを描きつつ、繊細なボディ造形による光の移ろいやリフレクションの動きによって、これまで以上に力強く、味わい深い生命感がつくり込まれており、今までと同じく、ハッチバックとセダンの2タイプを用意し、ハッチバックで「エモーショナル」、セダンで「エレガンス」を追求し、それぞれが異なった個性を持ったモデルに仕上げられています。
こちらが新型「Mazada3(アクセラ)」のハッチバックモデルのデザイン。(画像:プレスイメージより) |
2017年に公開されたコンセプトカー「魁 CONCEPT」はこのようなデザインでした。 (画像:プレスイメージより) |
2017年に東京モーターショーで公開され話題となったコンセプトモデル「魁 CONCEPT」と比較すると、市販モデルになるに従ってコンセプト段階からは変更されている部分もありますが、大きくイメージが異なることもなく、市販モデルにコンセプトのキャラクターが反映されているのも特徴的です。
・公式に公開されたその他のエクステリアデザインの画像はこちら。
左がセダン、右がハッチバックのモデルです。 |
・マツダが公開した公式プロモーション映像はこちら。
・新型「Mazda3(アクセラ)」を紹介する海外メディアの動画。
■さらに洗練された新型「Mazda3(アクセラ)」のインテリアデザイン。
現行型と大きく異なったスタイルのインテリアデザイン。(画像:プレスイメージより) |
内装のデザインも洗練された印象に仕上げられており、クルマとドライバーの繋がりをさらに強化するため、運転席を中心に水平対象にあらゆる部分がレイアウトされており、新たなKODOデザインの鍵となる「less is more」の理想が組み込まれているとのことで、これは、コックピット以外の全ての要素をできるだけ単純にすることにより、コックピットゾーンの存在を増幅し、ドライバーが運転に集中することが出来るような環境が作り出されているとの事です。
こちらの動画でも確認していただけますが、かなり高いクオリティな感じがしますね。スピーカーの配置、ディスプレイの配置やマツダコネクト自体の表示デザインも変更されているようです。
■「SKYACTIV-X(スカイアクティブ・エックス)」を世界で初めて搭載する新型「Mazda3(アクセラ)」
洗練されたデザインだけでなく、世界初の技術も投入され話題に。(画像:プレスイメージより) |
新型「Mazda3(アクセラ)」で注目されているのは内外装のデザインだけでなく、次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X(スカイアクティブ・エックス)」を世界で初めて搭載する量産モデルとなっている点です。
次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X(スカイアクティブ・エックス)」(画像:プレスイメージより) |
マツダ独自の燃焼方式「SPCCI(火花点火制御圧縮着火)」という、ガソリンエンジンで圧縮着火を制御する技術の採用により、低燃費でありながら優れた初期応答性、強力なトルク、忠実なリニアレスポンス、自由自在な回転性能を備えたというもので、最新の「SKYACTIV-X(スカイアクティブ・エックス)」とともに、ガソリン、ディーゼルモデルもラインアップされます。(※ガソリンモデルでは1.5リットル、2.0リットル、2.5リットル、ディーゼルは1.8が用意されるとの事ですが、日本向けに全てのグレードが導入されるかは現時点では不明です)
新型「MAZDA3(マツダ・スリー)」が日本で発売開始!
マツダは、フルモデルチェンジした新型「MAZDA3(マツダ・スリー)」を2019年5月24日より全国のマツダ販売店にて発売しました。
新型は「アクセラ」の名称から「MAZDA3」という海外での名称と同一のものへと統一されており、先代の「アクセラ・スポーツ」が「MAZDA3 FASTBACK(ファストバック)」に、「アクセラ・セダン」が「MAZDA3 SEDAN(セダン)」と呼ばれるようになります。
・MAZDA3 FASTBACKの日本向けCM
・MAZDA3 SEDANの日本向けCM
日本向けに導入されるパワートレイン(エンジン)は以下の通りです。
・1.5リッター直列4気筒直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」・2.0リッター直列4気筒直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」
・1.8リッター直列4気筒直噴クリーンディーゼルターボエンジン「SKYACTIV-D 1.8」
・2.0リッター新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」
マツダが世界で初めて実用化した独自の燃焼方式「SPCCI(火花点火制御圧縮着火)」を採用した「SKYACTIV-X(スカイアクティブ エックス)」搭載モデルについては、数ヶ月遅れて秋頃に発売されるようです。
日本でのMAZDA3の価格はFASTBACKが218万1000円から、セダンが247万円からに設定されています。
※日本で発売される新型型「MAZDA3」のグレードおよび価格についての詳細は、マツダの公式サイトで確認できます。(マツダ公式サイト:MAZDA3 FASTBACK/MAZDA3 SEDAN)
こちらの車両は外装のオプション装備のあるもののようです。(画像:プレスイメージより) |
新型の「Mazda3(アクセラ)」の登場は、今までマツダが取り組んできた「魂動デザイン」や「SKYACTIV」などをさらに進化させているのが特徴で、このモデルはもちろん、これから登場する新たなモデルが、今回の新型からどのように変化、進化していくのかにも注目です。
新型「Mazda3(アクセラ)」から始まるマツダの新世代。
Reviewed by hossy
on
06 12月
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