BMWの最新ラグジュアリークーペ「8シリーズ」の性能を引き上げた「G-POWER M850I G15」 (画像:g-power.comより引用) |
■大型高級クーペ「8シリーズ」をスーパーカー並みの性能に引き上げた「G-POWER M850I G15」
BMWが2018年にリリースしたラグジュアリークーペ「8シリーズ」には、「M850i xDrive クーペ」という「M」の名前の入ったグレードはラインアップされているものの、現時点では「M8」などのさらに上位の高性能モデルは公式にはラインアップされていません。
将来的に登場すると思われる「M8」は、ベースモデルよりもさらに高い性能を持ったモデルになると予想されますが、それよりも恐らく高性能なのでは?と考えられる過激なカスタムモデルが、ドイツのチューナー「G-POWER」から登場しました。
■まだ発表されていない「M8」より高性能?「G-POWER」の驚異的なチューニングモデル。
この大きさのクーペでここまでの性能が必要とされているのかは分かりませんが、ランボルギーニやマクラーレンのエントリークラスに近い加速性能や最高速度となっているようです。(画像:g-power.comより引用) |
「G-POWER」は、主にBMWのモデルやメルセデスベンツの「AMG」をベースにしたカスタムを行なっているドイツの企業で、今回発表された「G-POWER M850I G15」は、BMWの「M850i xDrive クーペ」をベースに、搭載される4.4リットルV8ツインターボエンジンをチューンし、最高出力670馬力、最大トルク890Nmに向上させるなどしており、その結果、0-100km/hの加速はわずか3.1秒、最高速度は320km/hという、大型のラグジュアリークーペからは想像も付かないスーパーカーのようなパフォーマンスへとパワーアップさせてしまっているようです。
4.4リットルV8ツインターボエンジンは、最高出力670馬力、最大トルク890Nmにアップ。 (画像:g-power.comより引用) |
ちなみに、0-100km/h加速が3.1秒という数値は、「ランボルギーニ・ウラカン」や先代の「アウディR8コンペティション」と同じくらいで、最高速度は「フェラーリ・ポルトフィーノ」や「マクラーレン540Cクーペ」と同じくらいです。
ベースモデルの8シリーズの価格の時点で1714万円もする車なので、チューニングを含めると価格的にもスーパースポーツカーに近い値段になりますね。。。
予想としては、今後、BMWから「M850i xDrive クーペ」のさらに上に、「M4」や「M6」などと同様に「M8」と呼ばれる高性能モデルがラインアップされるだろうと考えられますが、今回「G-POWER」が発表した「G-POWER M850I G15」では、馬力や加速性能などで、そんな「M8」をすでに上回ってしまっているのではないでしょうか?
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BMW「8シリーズ」をスーパーカー並みの性能にカスタムした「G-POWER M850I G15」
Reviewed by hossy
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05 2月
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