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アストンマーティンが開発中の次世代ハイパーカー「AM-RB 003」(画像:プレスイメージより) |
■アストンマーティンの次世代ハイパーカー「AM-RB 003」のコンセプトカーを初披露。
アストンマーティンは、ジュネーブモーターショーにて、次世代ミッドエンジン搭載ハイパーカーのデザインコンセプトとなる「AM-RB 003」を発表しました。
「AM-RB 003」は、2018年に「プロジェクト003クーペ」として市販化に向けた開発が行われていることがアナウンスされていたミッドエンジンハイパーカーのコンセプトモデルとなっており、世界限定500台で2021年にも発売が予定されています。
■限定500台で2021年に登場予定。「AM-RB 003」は最先端技術を多数採用した公道走行可能な限定ハイパーカーに。
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ヴァルキリーに続く2021年発売予定の限定次世代ハイパーカーに。(画像:プレスイメージより) |
アストンマーティンの「AM-RB 003」は、同じく現在開発中の新型ハイパーカー「ヴァルキリー」及び「ヴァルキリーAMR Pro」に続く第三のモデルとされており、設計には「レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズ」が関わり、先に登場する「ヴァルキリー」に適用されているコンセプトや技術を取り入れた高性能モデルになるとのことで、次世代のハイパーカーらしく現時点では一般的ではない珍しいテクノロジーが多用されている点も注目されています。
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アストンマーティンが独自開発したハイブリッドターボV6エンジンを搭載。(画像:プレスイメージより) |
例えば、エンジンは同社が設計、開発したV6ガソリンターボにモーターが組み合わされたハイブリッドターボV6エンジンとなっており、このパワーユニットでは「Nexcel」シーリングオイルシステムが採用され、これにより90秒以内でのオイル交換と、エンジンオイルの精製、再利用が容易になっているとのことで、このシステムは今までにサーキット専用モデルの「ヴァルカン」に利用されていましたが、公道走行可能な市販モデルに採用されるのは、「AM-RB 003」が初となるとのこと。
■「AM-RB 003」には最先端の航空宇宙技術も採用。
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最先端の航空宇宙技術を自動車業界で初めて採用。(画像:プレスイメージより) |
また、「AM-RB 003」には、「FlexFoil」という次世代の航空機にも採用されている最先端技術も活用されており、エレメント全体の物理的な角度を変えずに車のダウンフォースを変えることを可能にし、その結果、高性能、効率の向上、風切り音の少ないシームレスなデザインが実現されているとのことで、NASAにより性能及び音響飛行試験を通じて検証されているこの航空宇宙技術を、アストンマーティンが自動車業界で初めて採用するメーカーとなるようです。
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右の横長の画面は備え付けではなくスマートフォンらしく、スマホと連携してインフォテインメントシステムを操作する形態となるようですね。(画像:プレスイメージより) |
・アストンマーティン・AM-RB 003の動画はこちら。
まるで未来からやってきたようなコンセプトデザインの「AM-RB 003」ですが、実際にアストンマーティンは奇抜なスタイルが特徴的なハイパーカー「ヴァルキリー」をほぼそのままのデザインで市販化しようとしていることもあるので、恐らく、開発中の現段階でも、このデザインが2021年に発売される「AM-RB 003」の市販モデルにかなり近いスタイルとなっているのではないかと考えられます。
アストンマーティン「AM-RB 003コンセプト」を発表!ヴァルキリーに続く次世代ハイパーカーとして登場へ。
Reviewed by hossy
on
16 3月
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