世界最高レベルの高級車の後部座席はこんなデザイン。(画像はSクラスマイバッハのプレスイメージより) |
■世界の高級車の後部座席はこんなデザイン!
世間一般のセレブなイメージといえば、海外のラッパーなどが公開しているようなスーパーカーを色鉛筆のように並べた巨大なガレージが想像出来ますが、それとともにもう一つ「ショーファードリブン」と呼ばれる、オーナーがハンドルを握らずお抱えの運転手に運転を任せ、後部座席に乗るタイプのクルマも思い浮かぶのではないでしょうか?
そこで今回は、どの時代にも一定の限られた需要が存在しているそんな「高級車の後部座席」がどのようなものなのか、国産車、外車を含め内装の写真でご紹介していきたいと思います!
■「ショーファードリブン」高級車の後部座席まとめ!
ショーファードリブンカーをまとめてみました。 (画像はベントレーミュルザンヌのプレスイメージより) |
一般的にショーファードリブンカーと呼ばれる車種は限られており、以下でもご紹介しますが、例えば超高級車の代名詞となっているロールスロイスやベントレーなどにもオーナーが自身でハンドルを握るタイプのモデルが用意されており、今回ご紹介するのはあくまで専属運転手にハンドルを任せてオーナーや要人が「後部座席」に乗ることがベースとして販売されているタイプの車をご紹介していきます。
■「レクサスLS」の後部座席。
日本を代表する高級車「レクサスLS」(レクサスLSのプレスイメージより) |
まずは日本が誇る高級セダン「レクサス」のフラッグシップモデル「LS」の後部座席をご紹介します。
シンプルな内装となっています。(画像:レクサスLSのプレスイメージより) |
総理が乗っているのをテレビで見掛けた方も多いのでは?(画像:レクサスLSのプレスイメージより) |
最上級モデルは1595万4000円のLS600hLとなっており、こちらのグレードはトヨタブランドでの最上級モデル「センチュリー」とともに内閣総理大臣専用車としても採用されてるモデルです。
■「メルセデス-マイバッハSクラス」の後部座席。
復活したマイバッハSクラス。(画像:メルセデス-マイバッハSクラスのプレスイメージより) |
メルセデスベンツの超高級車部門としてサブブランド化され2014年に発表された新型「メルセデス-マイバッハSクラス」の後部座席はこのようなデザインです。
ハイテク装備やイルミネーションが奇麗です。(画像:メルセデス-マイバッハSクラスのプレスイメージより) |
リクライニング式のシートなども装備。(画像:メルセデス-マイバッハSクラスのプレスイメージより) |
日本での正規販売価格は2200万円からと、ダイムラーの単独ブランドで5000万円程度だった「マイバッハ」シリーズに比べると価格は安くなっていますが、メルセデスベンツSクラスをさらに豪華にした内装が特徴的なモデルとなっており、快適性のほか、静粛性が追求され、世界で最も静かな車と公表されています。
■「メルセデス-マイバッハ・プルマン」の後部座席。
マイバッハの上級モデルとして登場した豪華リムジン。 (画像:メルセデス-マイバッハ・プルマンのプレスイメージより) |
そんな「メルセデス-マイバッハSクラス」の上位モデルとして2015年3月に発表されたのは、なんと長さが6.5メートル、価格は6700万円というリムジンモデル「メルセデス-マイバッハ・プルマン」です。
完全に運転手にハンドルを任せるタイプのクルマです。 (画像:メルセデス-マイバッハ・プルマンのプレスイメージより) |
広々とした空間に上級素材が多用されています。 (画像:メルセデス-マイバッハ・プルマンのプレスイメージより) |
その他のモデルはオーナーが運転しようと思えば可能な車種も多いですが、こちらは完全なVIP、要人向けのショーファードリブンカーで、対面式の座席レイアウトや電動開閉式のパーティション、エンターテインメントシステムなどを備えた豪華モデルとなっています。
■「マイバッハ 62S」「ランドレー」の後部座席。
ブランドが廃止される前のマイバッハはこんな感じ。(画像:マイバッハ62のプレスイメージより) |
上の2車種の前に販売されていた超高級車、マイバッハの後部座席はこんな内装でした。
もう、クルマとは思えないレベルの内装です。(画像:マイバッハ62のプレスイメージより) |
オープン仕様モデルは1億4200万円!(画像:マイバッハ・ランドレーのプレスイメージより) |
オープンにして走るのは勇気がいりそうです。。。(画像:マイバッハ・ランドレーのプレスイメージより) |
マイバッハは一番安いモデルの「57」で5000万円、後部座席だけがオープン仕様という一番高額な「マイバッハ・ランドレー」に至っては日本向けで1億4200万円というとんでもないプライスが設定されていました。
■「ベントレー・ミュルザンヌ」の後部座席。
ベントレーのフラッグシップモデルです。 (画像:ベントレー・ミュルザンヌ・スピードのプレスイメージより) |
スポーティなイメージのあるベントレーのフラッグシップモデルとしてラインアップされている3500万円の「ミュルザンヌ」の後部座席の内装はこんなデザインです。
ビジネス用途にも向いていそうですね。(画像:ベントレー・ミュルザンヌ・スピードのプレスイメージより) |
上質なレザーを多用した内装。(画像:ベントレー・ミュルザンヌ・スピードのプレスイメージより) |
インテリアはハンドメイド仕上げのレザーやウッドが多用されている超豪華仕様になっているだけでなく、最高出力512PS、6.75リッターV8エンジン搭載、0-100km/hを5.3秒で加速し、最高速度は296km/hというドライバーとしても楽しめる性能を持っています。
■「ロールスロイス・ゴースト」の後部座席。
ロールスロイス・ゴースト。(画像:ロールスロイス・ゴーストのプレスイメージより) |
ロールスロイスが2009年に発表した「ロールスロイス・ゴースト」の後部座席はこのようなデザインとなっています。
この装備は多くの高級車に付いていますね。(画像:ロールスロイス・ゴーストのプレスイメージより) |
ショーファードリブンでもドライバーとしても楽しめる1台。 (画像:ロールスロイス・ゴーストのプレスイメージより) |
次に紹介するファントムに比べるとコンパクトで価格も安い設定(それでもEWBは3700万円以上!)ですが、ショーファードリブンとしても、オーナー自身がハンドルを握っても楽しめるプレミアムモデルとなっています。
■「ロールスロイス・ファントム」の後部座席。
世界最高峰の高級車として名高い「ロールスロイス・ファントム」 (画像:ロールスロイス・ファントムEWBのプレスイメージより) |
やはり、高級車の代名詞的存在として多くの人が思い浮かべる世界最高峰の超高級サルーンといえばこのモデル、「ロールスロイス・ファントム」です。
新車の場合、カスタムオーダーでの要望も多いようです。 (画像:ロールスロイス・ファントムEWBのプレスイメージより) |
クルマの内装とは思えない高級感ある後部座席です。 (画像:ロールスロイス・ファントムEWBのプレスイメージより) |
パルテノン神殿をモチーフとしたラジエーターグリルや観音開きのドアがあまりにも有名なこのモデルは、ベース価格は高額なEWB(エクステンデッド・ホイールベース)モデルが5864万円ですが、多くの購入者はオーダーメイドのカスタムを希望しているものとみられ、要望どおりにオーダーするとその価格はさらに跳ね上がります。
■世界を代表する高級車の後部座席はやっぱりスゴかった。
(画像:ロールスロイス・ファントムのプレスイメージより) |
今回は高級車の後部座席をテーマに世界のVIP向けのクルマの後部座席内装をご紹介してみましたが、どこのメーカーもフラッグシップクラスのモデルというだけあり、普通のクルマには絶対に採用されていないような装備や素材が多用されている点もスゴいですね。
ちなみに、ビジネスマン向けにはPCやiPadなどが装備された仕様、政府要人向けなどのクルマには、防弾ガラスなど乗員を危険から守る装備まで用意することが出来るなど、そのクルマに乗るオーナーの用途に応じて様々なカスタムオーダーを依頼出来る部分も魅力です。
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超豪華!高級車の後部座席はこんなデザイン!
Reviewed by hossy
on
17 3月
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