イタルデザインが発表した市販化を計画中の新型EVコンセプトカー「DaVinci」 (画像:プレスイメージより) |
■イタルデザインの「DaVinci」はレオナルド・ダ・ヴィンチに捧げるオマージュモデルに。
イタルデザインといえば、2018年に日産とのコラボレーションによる「GT-R」の50周年記念モデル「GT-R50 by Italdesign」を発表し、そのほかにも、2017年には、ランボルギーニのデザイナーが手掛けた同ブランド初の新型スーパーカーとなる「ゼロウーノ」を発表するなど注目されているフォルクスワーゲン傘下のデザイン会社です。
そんなイタルデザインが、ジュネーブモーターショーで発表した新型コンセプトカーは、あのレオナルド・ダ・ヴィンチをイメージしたEV、その名も「DaVinci(ダ・ヴィンチ)」というユニークなモデルとなっています。
■「DAVINCH」は市販化も計画中の大型のガルウィングドアが印象的なEVグランツーリスモ。
「DaVinci」は後部座席まで続く巨大なガルウィングドアを持つ4人乗りEVグランツーリスモに。 |
EVグランツーリスモのデザインコンセプトとなる「DaVinci(ダ・ヴィンチ)」は、モナ・リザや最後の晩餐などでも世界的に有名なイタリアの芸術家であり、そのほかの分野でも多くの功績を残したレオナルド・ダ・ヴィンチの死後500年となる今年、同氏に捧げるオマージュ的なモデルとして製作されたコンセプトとなっており、このモデルはコンセプトとしてだけでなく、現段階のデザインをもとに、生産が予定されているという将来的なプロジェクトとのこと。
このモデルのデザインを考案したのは、ランボルギーニの「ウラカン」や「アヴェンタドール」「ヴェネーノ」などのデザインを手掛けたフィリッポ・ペリーニ氏が率いるイタルデザインのイノベーションデザイン部門で、先に発表されている限定スーパーカー「ゼロウーノ」などの要素を再解釈したスタイルを持ちながらも、4人乗りの快適性を重視したグランツーリスモに仕上げられており、前と後ろの座席の両方へ同時にアクセスすることを可能にした「拡張ガルウィングドア」や、花びらをイメージしたOLEDのバックライト、表面からはわからないようにインテリアのアルカンターラ素材の中に統合されたバックライト点灯式の温度計などの表示操作機能、そして、電気自動車向けに設計されたピレリの最新タイヤの世界デビューも兼ねているとのことです。
今回発表されたイタルデザインの「DaVinci」については、現時点ではコンセプトカーですが、最初にご紹介した通り、市販化が計画されているモデルであるらしく、完全な電気自動車としてのモデルだけでなく、4リットルのV8エンジンを搭載したバージョンも計画されているとのことで、どのようなカテゴリで登場するかは不明ですが、将来的に量産バージョンが発売される可能性も高そうです。
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Reviewed by hossy
on
17 3月
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