中国市場でコンパクトな「Aクラス」に顧客が求める要素を詰め込んだ「メルセデスAMG A35 L 4MATIC」 (画像:プレスイメージより) |
■中国市場向けに全部入りなAクラス「メルセデスAMG A35 L 4MATIC」
メルセデスベンツは、Aクラスベースの高性能モデルとなる「メルセデスAMG A35 4MATIC」、「メルセデスAMG A35 L 4MATIC」を、4月16日に開幕する上海モーターショーでの初披露に先駆け発表しました。
中国向けの「A35 L 4MATIC」は、コンパクトな「Aクラス」のセダンバージョンをベースに、性能を強化、さらにホイールベースが通常モデルと比べ6cm延長されているとのことで、中国市場の顧客ニーズと要望を理想的に満たしたエントリーモデルに仕上げられているとのことです。
■Aクラスセダンの高性能仕様「メルセデスAMG A35 4MATIC」
こちらの写真はロングホイールベースではなく通常の「A35」のものです。 |
現時点では、日本ではラインアップされていませんが、同じくAクラスベースの4ドアクーペ「CLA」とは異なる純粋なセダンモデルとして登場している「Aクラス・セダン」の高性能なAMG仕様として発表されたこちらの「メルセデスAMG A35 4MATIC」は、2.0リッター4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力は306PS、AMG SPEEDSHIFT DCT 7Gデュアルクラッチトランスミッション、AMGサスペンションなどを装備した全輪駆動となっており、0-100km/hの加速は4.8秒、最高速度は250km/hという、コンパクトセグメントとしてはハイパフォーマンスなモデルとなっているとのこと。
■中国市場限定となるロングホイールベースの「A35 L」
恐らく、日本では見かけることは無いと思われる「AMG A35 L」の文字の入ったリアデザイン。 |
中国市場では、通常のモデルよりもホイールベースを延長した「ロングホイールベース」の車の需要が強いようで、そもそもコンパクトなこの車種にロングホイールベース仕様が必要なのかは不明ながら、「メルセデスAMG A35 L 4MATIC」と呼ばれるグレードが用意されるとのことで、こちらは、通常モデルの「Aクラスセダン」のホイールベースが2729mmであるのに対して、2789mmへと延長されたロングホイールベース仕様となっており、加速性能は0.1秒遅い0-100km/hが4.9秒と公表されています。
通常モデルと比較して6cmホイールベースが延長された「A35 L」の後部座席。 |
上海モーターショーでの披露ということで、プレスリリースの画像も上海の夜景ですね! |
超高級車の「マイバッハ」には、ここにエンブレムが付いていますが、AMGがエントリーモデルの「Aクラス」のこの部分に付いているのは不思議な感じもします、、、。 |
ホイールベースの延長に伴い、「マイバッハ」のようにサイドピラーに「AMG」のエンブレムが取り付けられているという、中国の購買層の様々な要望を取り入れた中国市場限定モデルとなっているようです。
セダンでAMGでロングホイールベースな「Aクラス」!中国の顧客ニーズに合わせた「メルセデスAMG A35 L 4MATIC」が登場。
Reviewed by hossy
on
16 4月
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