オーストリアのチューナー「ARESアトリエ」がブランド廃止前のマイバッハを彷彿とさせるデザインの現行Sクラスベースのリムジンを発表。(画像:プレスイメージより) |
■オーストリアのチューナーが手掛けたベンツのリムジン。
オーストリアのチューナー「ARESアトリエ」は、現行のメルセデスベンツSクラスをベースにしたリムジン仕様「メルセデス·ベンツSクラスXXL」を発表しました。
メルセデスベンツが独自にリムジンを開発し、近いうちに発表されるのではないかともウワサされる中で発表された「メルセデス·ベンツSクラスXXL」は、意識してかどうかは分かりませんが、昨年の11月にメルセデスベンツのサブブランドとして復活し話題となった「マイバッハ」が、ダイムラーの独立ブランドだったモデルのデザインを彷彿とさせるものとなっています。
■マイバッハの独立ブランド時代を思わせるデザインの「ARESアトリエ・メルセデス·ベンツSクラスXXL」
現行Sクラスをベースにロングホイールベースにカスタム。(画像:プレスイメージより) |
生産終了となった「マイバッハ57」や「マイバッハ62」など、独立ブランドの雰囲気が漂うフロントデザインが魅力的な「ARESアトリエ・メルセデス·ベンツSクラスXXL」では、リムジンとしてラグジュアリーな空間を実現するため、標準的なメルセデスベンツSクラスよりも遥かに長いホイールベースを実現する為にカーボンファイバー製のボディキットなどがシャーシの強化に用いられているほか、大きなブレーキ、21インチのホイールも装備されているとのこと。
こちらは生産終了となった「マイバッハ62S」の画像です。意識しているかは不明ですがやっぱりちょっとフロントデザインが似てますよね。(画像はマイバッハのプレスイメージより) |
また、インテリアではイタリアンレザー、カーボンファイバー、アルカンタラなどの素材を多用し、折りたたみ式のHDフラットスクリーンや電動カーテン、プレミアムサウンドシステムなどの豪華な装備が搭載されています。
内装は上質な素材と装備を充実させた豪華な仕様に。(画像:プレスイメージより) |
VIP向けとしか思えないオプション装備も。(画像:プレスイメージより) |
性能面では基本的にはベースモデルとなるメルセデスベンツS600のエンジンが搭載されているようですが、こちらについても性能をアップさせるプログラムが選択出来るようで、さらにオプションで爆弾検出装置まで設定出来るという、VIPな方々や偉い人向けな仕様となっているようです。
後ろから見るとやっぱり現行のSクラスっぽいです。(画像:Facebook/ARESPerformanceCarsより引用) |
もし、マイバッハが今も独立ブランドだったら、もしかするとこんなデザインになっていたのかも。 (画像:Facebook/ARESPerformanceCarsより引用) |
メルセデスベンツは現在、同社の最高級モデルになる可能性の高い「メルセデスベンツSクラス・プルマン」と呼ばれる新型の最上級リムジンを開発中で、こちらも今後発表されるものと思われますので、興味のある方は以下の関連記事をご覧下さい。
【関連記事】
・最高級リムジン「メルセデスベンツSクラス・プルマン」のテスト車両が目撃!
・カーボンで武装した超豪華なマイバッハのコンプリートモデル
・超高級サルーン「メルセデス・マイバッハSクラス」を正式発表
・これが未来のリムジン?メルセデスベンツが自動運転車のコンセプトカーを発表
・これは怖い!新型のメルセデスベンツSクラスをイカツくカスタムしたモデルが登場
オーストリアのチューナーがマイバッハみたいなSクラスのリムジンを公開
Reviewed by hossy
on
02 2月
Rating: