ポルシェ、初の完全電動スポーツカー「タイカン(Taycan)」を正式発表!

ポルシェ タイカン

ポルシェ「タイカン」がついに登場!高性能で実用的な初のEVモデルに。


ポルシェは、以前より開発が進められていた同社初のEV(電気自動車)スポーツカー「タイカン(Taycan)」を正式発表(ワールドプレミア)しました。

タイカン」は、今後ポルシェが展開していく電気自動車ラインアップの第一弾モデルとなり、航続距離は450km、上位モデルの「ターボS」バージョンでは、最大761PSを発揮し、0-100km/hの加速はわずか2.8秒という、EV時代のポルシェに相応しいハイパフォーマンスなスポーツカーに仕上げられています。


「タイカン」はポルシェのDNAを新たな時代に繋げるユニークなデザインのモデル。

ポルシェ・タイカン
ポルシェが開発を進めていた新型EV「タイカン」がついに量産モデルとして登場!
(画像:プレスイメージより)

ポルシェの発表によると、今回発表された「タイカン」は、ポルシェの特徴的な性能と、日常での使いやすさを備えたユニークなスタイルの4ドアスポーツセダンとのことで、以前に発表されていたコンセプトカー「ミッションE」のデザインを継承し、スタイル的にはクーペスタイルのようでありながら「パナメーラ」のような4ドアの快適性もあるという、SUVでもなく、シューティングブレークでもワゴンでもセダンでもない、今までのポルシェでありそうでなかった新しいタイプの4ドアクーペのように感じられます。

ポルシェ・タイカン
ここからのデザインは911などのスポーツカーのようにも見えますが、しっかり4ドアです。

EVということで外観的にも、空力を意識したデザインが採用されるなど、車両の目指す方向性に合わせたスタイルが特徴的な「タイカン」ですが、内装面でも、このモデル専用にゼロからユーザーインターフェイスが設計されており、従来のスイッチによる操作からディスプレイやパネルによるタッチ操作と「Hey Porsche」と呼んで操作する音声制御機能に置き換えられているなど、自動車というよりもスマートフォンやタブレットのようなハイテク感のある仕上がりとなっているようです。


ポルシェ・タイカンは快適性を意識した4人乗りで内装もハイテクに。

ポルシェ・タイカン 内装
「タイカン」のインテリアは多くの箇所がディスプレイ化され、スイッチ類が排除されています。

ポルシェ・タイカンは、先ほどご紹介した通り、インパネはもちろん、センターコンソールなどの操作系がディスプレイ化されているのが特徴となっており、内装にレザーなどを多用しながらも、完全なEV化に合わせたハイテク感の高いインテリアデザインとなっています。

また、以下の内装の画像でもご確認ただけるように、4ドアで4人乗りのモデルとなるので、スポーツカー的な走り方だけでなく、一般的な日常での走行に使用することも可能なようです。

ポルシェ・タイカン 内装
まるでスマートフォンやタブレットのようなハイテク化されたインテリアが印象的です。
ポルシェ・タイカン 後部座席
こちらはタイカンの後部座席の画像。
同じく4ドアの「ポルシェ・パナメーラ」に比べると若干狭いようにも見えますね。

まるでガジェットのような内装を持つポルシェ・タイカンなので、テスラのような自動運転も出来そうな雰囲気にも思えますが、クルーズコントロールなどはありそうなものの、完全な自動運転には対応していないようです。

ポルシェ・タイカンのボディサイズ(寸法)は、全長4963、全幅1966、全高1300mm、重量2313kgなので、恐らくポルシェのラインアップの中でも比較対象になるであろう「パナメーラ」と比べると、若干コンパクトな大きさになるのではないでしょうか。

ポルシェ・タイカンのオフィシャル動画


0-100km/h加速はわずか2.8秒!EVでも高性能なスポーツカーに。

ポルシェ・タイカン ターボ ターボS
まずは高性能モデルの「タイカン・ターボ」と「タイカン・ターボS」から登場へ。

「タイカン」のラインアップは、まずはベースグレードではなく、上位の高性能グレードとなる「タイカン・ターボ」と、さらに高性能な「タイカン・ターボS」からリリースされるようで、「タイカン・ターボ」は、最大で680PS、「タイカン・ターボS」は761PSを発揮し、「ターボS」では0-100km/hの加速が2.8秒、最高速度は260km/hというポルシェらしい高性能なスポーツカーに仕上げられているのが特徴で、これまでのエンジン搭載の高性能グレードで使われてきた「ターボ」の名前ですが、バッテリーとモーターを搭載した完全な電気自動車となっても、高性能なモデルには「ターボ」の名前が使われ続けるようですね。

「タイカン」の加速テストを空母の上で実施!(動画)

ポルシェ・タイカン 空母 加速
まさかのこんなところで走行テスト!(画像は以下のYouTubeの動画より)

「ポルシェ・タイカン」の驚異的な加速性能を確認できる動画が公開されていましたのでご紹介します。

このような走行テストは一般的にはサーキットなどで行うものだと思いますが、公開された映像では、まさかのアメリカ海軍の空母「ホーネット」の甲板というびっくりするような場所で行われており、甲板で停止した状態から145km/hまで加速し、そこから停止するまでに掛かった時間はわずか10.17秒という、電気自動車らしい急加速の性能と、それを受け止めるブレーキの性能が確認出来る内容となっています。


以前、同じく電気自動車のテスラが新型の「ロードスター」で世界最速レベルの急加速のテストを公開した際にも話題となっていましたが、エンジンではなくモーターを使った電子的な音の中で一気に加速する様子は独特です。

「タイカン」は800Vのシステム電圧を備えた初の量産車に!将来的には超高速充電が可能に。

ポルシェ・タイカン 800V 充電スポット
800Vに対応した充電スポットが普及すれば充電時間も格段に短縮へ!

「タイカン」は、通常の電気自動車に使用されている400ボルトではなく、800ボルトのシステム電圧を備えた初の量産車電池容量は93.4 kWh)とのことで、条件にもよりますが、高出力での充電が可能な充電スポットで5パーセントから80パーセントまで充電するために掛かる時間はわずか22.5分という速さで、1回の充電による最大航続距離は450km(タイカン・ターボ)とアナウンスされており、これに加え、上記のような専用の充電スポットなどでは、たったの5分で100km走るのに必要な電力の充電が出来てしまうようです。

ポルシェ・タイカン 充電
巨大なブレーキと未来的な充電箇所が良い感じにミスマッチしているように見えます。

ただ、この800Vでの充電については、現時点ではほとんど普及しておらず、市販されてからも対応した充電スポットを見つけるのは難しそうですが、将来的にはこのような「超高速充電システム」も世界的に普及していくことは間違いないと思いますし、ネックとなっている使用可能な充電器や充電時間の問題が解決されれば、ポルシェに限らず電気自動車自体の普及率もアップしていくのではないでしょうか?

新型「ポルシェ・タイカン」の日本での発売時期や価格は!?

ポルシェ・タイカン 日本発売価格
新型「タイカン」は日本でも2019年内に発表が予定されています。

発表されたばかりの「タイカン」については、2019年内にも日本での初披露が予定されているようで、すでに日本向けのポルシェの公式サイトでも特設ページが公開されており、車両本体価格は未定とされているものの、少なくとも年末までには日本仕様車の詳細や納車の予定時期、そして値段などもアナウンスされるものと思われます。

ポルシェ・タイカン ロゴ
このモデルの登場がポルシェにとっても、新たな時代へ歴史を繋げる第一歩となるようです。

海外向けの「タイカン」の販売価格は、日本円にして1500万円くらいからとされているようですが、現時点で上位グレードからの登場ということなので、日本でラインアップされる「タイカン」は、ターボではないエントリーモデルなら、もしかするとライバルになりそうな「テスラ・モデルSモデルX」などに近い価格帯になる可能性もあるかもしれませんね。

また、タイカンのバリエーションとしては、今後、今回のデザインとは異なったクロスオーバースタイルの「タイカン スポーツツーリスモ」の市販化も予定されており、ここからポルシェは本格的なEVを展開していくものと思われます。
ポルシェ、初の完全電動スポーツカー「タイカン(Taycan)」を正式発表! ポルシェ、初の完全電動スポーツカー「タイカン(Taycan)」を正式発表! Reviewed by hossy on 09 9月 Rating: 5
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