マクラーレンの新型ハイパーGT「スピードテール」(画像:プレスイメージより) |
■マクラーレンが最新モデル「スピードテール」を発表。
マクラーレンは、アルティメットシリーズの最新モデルであり、初のハイパーGTとなる新型車「スピードテール」を正式発表しました。
「マクラーレン・スピードテール(McLaren Speedtail)」は、以前より開発段階で噂されていた通り「マクラーレンF1」を想起させるようなコックピットが中心に配置され、サイドに2つのシートがある珍しいスタイルのインテリアに加え、流線形の斬新なエクステリア、そして、エンジン+ハイブリッドパワートレインで1000馬力を超える最高出力が生み出され、最高速度はマクラーレンの市販車としては史上最速となる403km/h以上という超高性能なモデルに仕上げられており、限定数の106台は発表の時点で販売が完了しているとのことです。
■「スピードテール」のドライビングシートは中央、空気の流れを意識した斬新なエクステリアにも注目。
マクラーレンの新型モデルは3つのシートを持つ個性的で超高性能なハイパーGTに。 (画像:プレスイメージより) |
マクラーレンの発表によると「スピードテール」は、「P1」や「セナ」に続くアルティメットシリーズの次世代モデルとなっており、当初「BP23」というコードネームで呼ばれ、以前より3つのシートを持つモデルであることも公表されていましたが、今回の正式発表で、そんな究極のハイパーGTの全貌が明かされました。
流れるような流線型のデザインが特徴的なエクステリア。(画像:プレスイメージより) |
通常のマクラーレンの市販モデルやセナやP1とも異なったスタイルです。(画像:プレスイメージより) |
ガソリンハイブリッドパワートレインを搭載しています。(画像:プレスイメージより) |
最高出力1050馬力でマクラーレン史上最速のモデルとのこと。(画像:プレスイメージより) |
コンセプトカーをそのまま市販車にしてしまったようなデザインですね。(画像:プレスイメージより) |
(画像:プレスイメージより) |
リアウイングではなく「アクティブ・リア・エルロン」が採用されています。(画像:プレスイメージより) |
まず、エクステリアでは、斬新で流れるようなエレガントな流線形のデザインが特徴となっており、このデザインは、エアロダイナミクス効率に優れたスタイルを生み出すことに集中し、ノーズからテールまで、空気がスムーズな走りを妨害することのないように設計されているとのことで、従来のリアウイングが無くなり、特許取得済みという柔軟な「エルロン」を採用している他、ドアミラーの代わりにリトラクタブルカメラを搭載するなど、近未来のクルマを先取りしたような最新技術が注がれた市販車となっているようです。
中央にドライビングシートファ配置された「F1」を想起させるインテリア。(画像:プレスイメージより) |
「マクラーレン・スピードテール」のインテリア面では、コックピットの中心にドライビングシートが配置され、そのサイドに2つのシートが配置されている、マクラーレンの名車「F1」を思い起こさせるようなレイアウトとなっているのが特徴的で、ドライビングシートの前には、高精細ディスプレイとタッチスクリーンを備えた最先端の制御システムがあり、さらに、基本的な操作は、ドライビングシートの上部にあるパネルで操作する形になるなど、様々な部分でクルマとは思えないような、夢やロマンや憧れを実現してしまった感すらあるスタイルとなっています。
シンプルでエレガントなインテリア。(画像:プレスイメージより) |
こんな感じで3つのシートが備えられています。(画像:プレスイメージより) |
■マクラーレン史上最速の最高速度を実現!最高速度は403km/h、0-300km/hをわずか12.8秒で加速。
以前より開発が明かされていましたが、ついにその全貌が明かされました。(画像:プレスイメージより) |
「マクラーレン・スピードテール」には、1050PSを発生するガソリンハイブリッドパワートレインが搭載されており、0-300km/hをわずか12.8秒で加速し、最高速度は403km/hとのことで、これは現在までのマクラーレンの市販車としては最高速度となるようで、このような高速度域での空気抵抗を減らすために、ミラーの代わりとなっているカメラ部分が格納されるようになっているなど、車両全体で性能を引き出すための徹底した工夫がされているのがわかります。
高速度域ではこのミラー代わりのカメラも格納されます。(画像:プレスイメージより) |
■「マクラーレン・スピードテール」の価格は2億5000万円も、限定106台が2016年時点で予約済み!
最初にもご紹介したように、「マクラーレン・スピードテール」は106台のみの限定生産モデルとなっており、価格は175万ポンド、日本円にして約2億5000万円という、こちらもクルマとは思えないような価格ですが、全てのモデルが、開発段階で存在が発表された2016年の時点ですでに予約されており、このモデルを所有することのできるオーナーには、マクラーレンのカスタマイズ部門「MSO」によって、好みに合わせたマシンのパーソナライズサービスが提供されるとのことで、デザイン、インテリア、性能、価格、台数などの全てで異次元なクルマに仕上げられているようですね。
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マクラーレンが新型車「スピードテール」を発表!最高速度403km/h、ドライビングシートは中央、斬新なスタイルのハイパーGTに。
Reviewed by hossy
on
31 10月
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